インドで学んだアーサナとは?私がインドへ行った時にヴィシュヴァルーパーナンダジーから学んだアーサナは、もっと簡単な表現で、「リラックス」することだと教えていただきました。 そして、リラックスなしでは 瞑想はできないとも教えて戴きました。 アーサナを行っているときは、ただ、自分を見つめるだけなんです。 自分の身体にいちいち反応してはいけないんだとおっしゃっていました。 痛みを受け入れ、痛みを見つめる。 いい考えも、悪い考えも、どんな状況でも受け入れて、 その瞬間を生きていくんだというお話でした。 これが、二極の対立物に翻弄されないってことだと思いました。 こうゆうやり方で行うことで ストレスを感じなくなり = リラックス状態になっている。 アーサナを行っている時は、常に『痛いけど 気持ちがいい」 というところで自分を見つめるという作業を行います。 自分の身体を、呼吸を、心を、神経を、響きを、ただただしっかりと見つめていくのです。 「自分が動いているのではない。動いている自分を観察しているだけ」なのです。 インドのアーサナのクラスでは”観察” もとっても良く使われていたフレーズでした。 あと『背中の伸びを感じて、響きを感じて』という言葉も良く言われました。 そしてどのポーズも今までやったことがないくらい ゆっくりしたペース行います。 そうすると 本当にビックリするぐらい『あ~ここが伸びている!』 『ひとつ ひとつ伸びていく その段階がわかる!』って感じられるのです。 また、アーサナのクラスでエネルギーとマインドの関係についても教えていただきました。 全ての動きには【エネルギー】と【マインド】が揃っていなくてはならない。 だから アーサナを行うときには 身体をゆっくりと動かす。 身体をゆっくりと動かす = エネルギーとマインドが揃っていること = YOGA なのです。 他はただの体操でしかありません。 私が私ではない(自分のこの身体と心が 自分のものでないと) という理解でリラックスできる。 アーサナを行っている時にはポーズを完成させることが目的ではなく、 神経組織を感じていくことが目的。 アーサナを行っていて メンタルな部分にストレスが起きていても 全身の細胞・神経のエネルギーが活性していることを感じていく。 『痛みも快感も受け入れる』ということが大切で、 それは、 自分は ただ【観察者】だから。 これは全てのポーズで同じ。 また、『全部を観察する』ことが必要だともおっしゃっていました。 なぜなら 自分は【観察者】だからです。 私がやっていると思うから、身体が痛むことになります。 マインドと自分を一緒にしてしまう結果、 身体の痛みとなって現れ、 痛みを感じるのです。 アーサナを行うことで、私たちはマインドを訓練していると言えるのです。というお話でした。 |